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1年前のクリスマスに移籍を考え始めたアンソニー・デイビス「勝てると思えなかった」

物事は1年間で大きく変わります。

今から1年前――2018年のクリスマス、現ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは当時ニューオーリンズ・ペリカンズに在籍しており、チームの成績は15勝19敗でした。

そして、この頃から本気で移籍を考え始めたことを、彼は鮮明に覚えています。



今年のクリスマスゲームでロサンゼルス・クリッパーズに敗れた後、デイビスは『Yahoo Sports』に対し、1年前の状況について次のように語りました。

「誰もが、僕が勝利を望んでいることを知っている。そして、昨年は勝てると思えなかった。勝てるようになりたい。(昨シーズンの最初は)4勝0敗と素晴らしいスタートを切った。それから選手が怪我をして、成績が落ち始めたんだ。でも、当時の僕の考え方は、チームを導くことだけだった」

1月になってもペリカンズの成績が改善されることはなく、デイビスは1月28日にチームへトレードを要求しました。

彼は自身の意思決定の過程について、「このリーグではあっという間に時間が過ぎていく」と説明します。

「キャリアを終えるまでに、勝利できる立場に身を置きたかった。できれば優勝することもね。それが、当時の僕の頭をよぎったんだ。成績がどうだったかは覚えていないけど、僕は首脳陣に対し、自分がどこに居るべきかを知らせる時だと感じた」

移籍先の話について、デイビスは「いくつかのチームを考えていた」と語りました。

「僕の代理人(リッチ・ポール氏)は、あそこの首脳陣とうまく話を進めていた。僕はリーダーを続けたかったから、彼らが(移籍を)許してくれた時も、僕はまだプレイを続けようとしていた。だから試合に出る機会があった時は、チームを導こうと真剣に取り組んだよ。バスケットボールでね。僕はプロであり、他の4人の選手とフロアに出ている時は、どんな時でも競い続けるつもりさ」

デイビスがトレードを要求して約5ヶ月後、彼にとって夢のシナリオ――レイカーズへの移籍が実現しました。

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