ラッセル・ウェストブルックふがヒューストン・ロケッツへ移籍する時、オクラホマシティ・サンダーは再建段階へと向かっているはずでした。
しかし、間近に控えた今シーズン2度目の対戦となる古巣の様子は、プレイオフ進出の希望を失ったロッタリーチームのようには見えません。
むしろプレイオフの舞台で、ウェストブルックがサンダーと戦う可能性があると言えるでしょう。
1月9日(日本時間10日)のロケッツ対サンダー戦は、サンダーのホームであるチェサピーク・エナジー・アリーナで行われるため、サンダーファンの反応は注目に値します。
一方で、ウェストブルックはサンダーで過ごした時間が特別なものであったため、かつてのホームへ戻るのは感情的になるだろうと言ったものの、それ以上の詳細を話そうとはしませんでした。
『AP』のブライアン・マホニー氏によれば、ウェストブルックは次のようにコメントしています。
「試合前にはあまり触れたくないけど、試合後なら好きなことを話せるよ」
堅実に勝利を積み重ねてウェスタン・カンファレンスの上位争いを繰り広げるロケッツに対し、サンダーも6日(同7日)のフィラデルフィア・76ers戦に敗れるまでは5連勝を記録するなど、勢いのあるチームの一つとなっています。
今シーズンのサンダーは6勝11敗とスタートを切った後に14勝4敗と成績を改善し、12月には12勝4敗でサンダーのビリー・ドノバン・ヘッドコーチがウェストの月間最優秀ヘッドコーチ賞を受賞しました。
ドノバンHCは成績の改善について、次のように語っています。
「少し成績を落としたが、以前にも同じことがあった。しかし、選手はいつも反撃してくれるんだ」
プレイオフで彼らが激突するかどうかはともかく、試合の雰囲気はプレイオフのようなものになるかもしれません。
【投票】
- ヒューストン・ロケッツ 64%, 201 票201 票 64%201 票 - 64%
- オクラホマシティ・サンダー 36%, 114 票114 票 36%114 票 - 36%