インディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポはオーランドでシーズンを再開させるチームに帯同するものの、コートに出てプレイするかどうかについては未定であると『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者が伝えています。
水曜日の朝、オラディポはZoomを介してメディアとのインタビューに応じ、再び怪我を負うことに懸念を抱いていることを明かしました。
オラディポは昨年1月に右膝大腿四頭筋の断裂という重傷を負った後、約1年間のリハビリを経て今年1月下旬に復帰を果たしましたが、彼は復帰時のコンディションが「80%にも満たなかった」と語っていました。
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ビクター・オラディポが1月の復帰について「80%も達していたと言えば嘘になる」
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長期のシーズン中断によってオラディポの状態は良くなったかもしれませんが、長過ぎる休息による怪我のリスクは常につきまとうことになるでしょう。
ウッドヤード記者によれば、オラディポは次のように語っています。
「リハビリでやることの一部とは、元の状態に戻し、100%になることだ。だけど、僕は誰よりも怪我をしやすい状況に置かれている。だから今のことではなく、長くキャリアを続けることを考える必要がある」
ウッドヤード記者によれば、ペイサーズはオラディポにプレイするかどうかの決断の時間を与えているとし、オラディポはそれについて「期限は決まっていない」とコメントしています。
オラディポは来シーズンに2,100万ドルの契約を終えた後にフリーエージェントとなるため、特に以前のような重傷は彼のキャリアをより不安なものとしてしまいます。
現在イースタン・カンファレンス5位でプレイオフ進出が確定しているペイサーズにとって、オラディポが再び離脱することになればダメージがあるかもしれませんが、彼も言ったように今後のキャリアにとって最善だと思う決断を下すべきなのでしょう。