ミルウォーキー・バックスのマイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチは、昨年のシーズンMVPであるヤニス・アデトクンボが再びMVPを受賞することを信じています。
『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者によれば、ブーデンホルザーHCは今シーズンのアデトクンボについて次のように語りました。
「我々は、ヤニスが2年連続MVPに値する以上のことをしたと思っている。彼が攻守でやってくれたことや、毎試合でやってくれたこと、文化的にも、労働倫理的にも、チームメイトとしても、我々のために基準を作ってくれたことを考えると、そう言える。彼は素晴らしいチームメイトで、利他的であり、何でもやってくれる。MVPとはそういうものだと思っているから、我々は彼が相応しいと感じているし、楽しみにしながら彼をサポートしていきたい」
今シーズンのアデトクンボは57試合(平均30.9分)に出場し、平均29.6得点、13.7リバウンド、5.8アシストを記録しました。
何よりも驚くべきことは、昨シーズンのアデトクンボもMVPに値する十分なパフォーマンスを見せたにも関わらず、今シーズンは出場時間を減らしながら昨シーズンを上回るスタッツを残しているということです。
結果として、バックスも2年連続でリーグ最高勝率を記録しています。
今年の年間アウォーズはシーズン中断前のパフォーマンスを評価することが決まったため、以前までMVPの最有力候補の一人であったアデトクンボは、当然ながら2年連続MVP受賞の期待を持つことができるでしょう。
今年3月に『ESPN』が実施した擬似的なMVP投票では、アデトクンボが70人の投票者のうち60人から1位票を獲得していました。
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もしアデトクンボがMVPを受賞した場合、彼はカリーム・アブドゥル・ジャバーとレブロン・ジェームズに次いで、25歳以下で複数のMVP受賞を経験した史上3人目の選手となります。
また、マイケル・ジョーダンとアキーム・オラジュワンに次いで、史上3人目となるMVPと最優秀守備選手賞のダブル受賞にも期待がかかっています。