来シーズンも、ワシントン・ウィザーズのHC(ヘッドコーチ)はスコット・ブルックスが務めることになりそうです。
『Washington Post』のアヴァ・ウォーレス記者によれば、ウィザーズのトミー・シェパードGMはブルックスHCについて「来シーズンは素晴らしい手腕を見せてくれる」と語りました。
「スコッティは就任して以降、良い仕事をしている。彼は常にプロフェッショナルな雰囲気を維持し、選手の育成にも力を入れており、コミュニティの中で素晴らしい存在。我々に必要なのは、シーズンを通して完全な健康に恵まれることだ」
2016年にブルックスがHCに就任して以降、ウィザーズは年々成績を落としていますが、来シーズンにはいくつかの希望があります。
特に大きなニュースの一つは、4度のオールスター経験を持つポイントガードのジョン・ウォールが復帰することでしょう。
ウォールはかかとの手術や、アキレス腱の断裂によって長期の離脱を余儀なくされており、2018年12月26日のデトロイト・ピストンズ戦を最後にコートに立っていません。
彼が離脱している間、ウィザーズは苦戦を強いられて2年連続でプレイオフ進出を逃すことになりましたが、様々な収穫もありました。
ブラッドリー・ビールはチームを牽引する能力を開花させ、ダービス・ベルターンスはリーグ屈指の3ポイントシューターとしてチームに大きな貢献をし、八村塁やトロイ・ブラウンJr.といった若手選手の成長もオーランドでのシーズン再開後に見る機会がありました。
シェパードGMが言ったように、ウィザーズがシーズンを通じて健康を維持することができれば、2018年以来のプレイオフ進出も大いに期待できるはずです。