9月20日(日本時間21日)に行われたデンバー・ナゲッツ対ロサンゼルス・レイカーズのカンファレンス決勝 第2戦の行方は、レイカーズのアンソニー・デイビスのブザービーターによって終止符が打たれました。
レイカーズが1点ビハインドの第4クォーター残り2.1秒からラジョン・ロンドのインバウンズパスを受け取ったデイビスは、ナゲッツのニコラ・ヨキッチのプレッシャーを物ともせずに、劇的な3ポイントシュートを沈めました。
試合後、インタビュアーから誰が最後にショットを打つのか疑問があったかと尋ねられたデイビスは、「ノー」と答えました。
「僕はずっとロンドの方を見ていたんだ。…重要な局面でショットを打ちたいのさ」
デイビスに最後のショットを託した理由は、ロンドの行動からも見て取れるようです。
デイビスがブザービーターを沈めた直後にチームメイトは彼を祝福しましたが、ロンドだけは唯一、デイビスがショットを決めることを知っているかのように歩いていました。
もちろんブザービーターに限らず、デイビスはこの試合で両軍最多の31得点、9リバウンド、2アシスト、2ブロックを記録し、レブロン・ジェームズも26得点、11リバウンド、4アシストと勝利に大きく貢献しました。
レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は、ジェームズとデイビスのデュオがいかに強力であるかについて語っています。
「レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのコンビは、どちらか一方がダメなら、もう一方がやってくれる。…彼らは試合を通じて互いを支え合っていたし、明らかにそれが勝利の大部分を占めていた」
USA TODAY