2度のオールスター出場経験を持つインディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポが、このオフシーズンにトレードされる可能性について注目しておくべきかもしれません。
オラディポはあと1年の契約を残していますが、今年のオフシーズンにチームから”移籍すること”を望んでいると、『The Athletic』のジャレッド・ワイス記者が伝えています。
ワイス記者はオラディポのトレード先についてボストン・セルティックスの可能性を挙げており、もしトレードが成立した場合、セルティックスはゴードン・ヘイワードを放出することになるだろうと推測しています。
今年1月に右ひざ大腿四頭筋の大怪我から復帰した後、オラディポはレギュラーシーズンで19試合に出場しましたが、平均14.5得点、3.9リバウンド、2.9アシスト、フィールドゴール成功率39.4%、3ポイントシュート成功率31.7%と、負傷前のパフォーマンスを取り戻すことに苦戦していました。
また、プレイオフでは平均17.8得点とやや調子は上向いたものの、オラディポの役割は負傷前に担っていたようなファーストオプションではありませんでした。
一方で、TJ・ウォーレンやマルコム・ブログドンが台頭し、ドマンタス・サボニスが怪我から復帰した際にはオラディポの役割はさらに減少する可能性があることから、彼が移籍を希望するのも無理のないことかもしれません。
今のオラディポは一貫性に欠けるかもしれませんが、ヘイワードのように時間をかけることでパフォーマンスを取り戻していくことはできるため、オラディポの獲得に関心を示すチームはいくつか現れることが予想されます。
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