2020年のNBAのフリーエージェントも3日目を迎え、市場に残っている注目の選手の数も減ってきました。それでも、興味深い情報はいくつかあります。
FA契約の最も大きな話題は、制限付きFAのボグダン・ボグダノビッチがアトランタ・ホークスと契約合意に至ったことでしょう。ただし、キングスが48時間以内にホークスと同額の契約でマッチした場合、ボグダノビッチはキングスに残留することになるため、まだ移籍となったわけではありません。
一方、FA契約の勢いが失われてきたことによって、トレードや契約延長でもいくつかの動きがみられるようになりました。ということで、ここでは2020年のフリーエージェントの3日目に起きたFA契約、トレード、契約延長をまとめていきます。
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目次
FA契約(金額順)
- ボグダン・ボグダノビッチ:ホークスと4年7,200万ドルで合意(キングスがオファーにマッチした場合、キングスに残留)
- ファンチョ・エルナンゴメス:ティンバーウルブズと3年2,100万ドルで合意
- アーロン・ベインズ:ラプターズと2年1,430万ドルで合意
- クリス・ブーシェー:ラプターズと2年1,350万ドルで合意
- オースティン・リバース:ニックスと3年1,000万ドルで合意
- ウィリー・コーリー・ステイン:マーベリックスと2年820万ドルで合意
- Jontay ポーター:グリズリーズと3年600万ドルで合意
- マルク・ガソル:レイカーズと2年ミニマムサラリーで合意
- アイザイア・ハーテンスタイン:ナゲッツと2年ミニマムサラリーで合意
- ディアンドレ・ベンブリー:ラプターズと2年ミニマムサラリーで合意
- デイミアン・ジョーンズ:サンズと2年ミニマムサラリーで合意
- ケント・ベイズモア:ウォリアーズと1年ミニマムサラリーで合意
- イートワン・モア:サンズと1年ミニマムサラリーで合意
- ハリー・ジャイルズ:トレイルブレイザーズと1年ミニマムサラリーで合意
- ジャカール・サンプソン:ペイサーズと1年ミニマムサラリーで合意
- ビリー・エルナンゴメス:ペリカンズと1年ミニマムサラリーで合意
- Jae’Sean Tate:ロケッツと3年契約で合意(金額不明)
- ブリン・フォーブス:バックスと2年契約で合意(金額不明)
- スターリング・ブラウン:ロケッツと1年契約で合意(金額不明)
- トーリー・クレッグ:バックスと契約合意(詳細不明)
- ビスマック・ビヨンボ:ホーネッツと契約合意(詳細不明)
トレード(各チームが獲得した選手や資産を記載)
レイカーズ⇔キャバリアーズ
レイカーズ | キャバリアーズ |
アルフォンゾ・マッキニー ジョーダン・ベル | ジャベール・マギー 2026年ドラフト2巡目指名権 |
ニックス⇔ティンバーウルブズ
ニックス | ティンバーウルブズ |
オマリ・スペルマン ジェイコブ・エバンス 2023年ドラフト2巡目指名権 | エド・デイビス |
ペイサーズ⇔サンダー
ペイサーズ | サンダー |
ジェイレン・レキュー | TJ・リーフ 将来のドラフト2巡目指名権 |
76ers⇔ピストンズ
76ers | ピストンズ |
トニー・ブラッドリー | ザイール・スミス |
ピストンズ⇔ナゲッツ(サイン&トレード)
ピストンズ | ナゲッツ |
ジェレミー・グラント | 950万ドルのトレードエクセプション |
バックス⇔ペリカンズ⇔サンダー⇔ナゲッツ(サイン&トレード)
バックス | ペリカンズ | サンダー | ナゲッツ |
ドリュー・ホリデー(ペリカンズ) サム・メリル(全体60位、ペリカンズ) | スティーブン・アダムス(サンダー) エリック・ブレッドソー(バックス) 2025年ドラフト1巡目指名権(バックス) 2027年ドラフト1巡目指名権(バックス) 2024年ドラフト1巡目交換権(バックス) 2026年ドラフト1巡目交換権(バックス) | ジョージ・ヒル(バックス) ダリアス・ミラー(ペリカンズ) ケンリッチ・ウィリアムズ(ペリカンズ、サイン&トレード) ジョシュ・グレイ(ペリカンズ、サイン&トレード) ザイラン・チータム(ペリカンズ、サイン&トレード) ナゲッツの2023年1巡目指名権(トップ14保護、ナゲッツ) ウィザーズの2023年ドラフト2巡目指名権(ペリカンズ) ホーネッツの2024年ドラフト2巡目指名権(ペリカンズ) | RJ・ハンプトン(全体24位、バックス) |
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