キャリア2年目を過ごすロサンゼルス・レイカーズのガード、テイレン・ホートン・タッカーは複数のチームから注目を集めている可能性があります。彼は先月のプレシーズンで印象的なパフォーマンスを見せ、多くのNBAファンに衝撃を与えました。2020‐21シーズン開幕後のホートン・タッカーの出場時間は決して多いわけではないものの、彼が証明したポテンシャルの高さは他球団の首脳陣を感服させるのに十分なものだったようです。
『Heavy』のショーン・デベニー記者は次のように報じました。
今年のオフシーズン、”複数のチーム”がホートン・タッカーの獲得に関心を示すことが予想されます。非常に高額なオファーが提示される可能性もあるため、そうなればレイカーズにプレッシャーを与えることになるでしょう。ニックス、キャバリアーズ、マーベリックスは関心を持つ可能性のあるチームとしてリストアップされています。
あるGM(ゼネラルマネージャー)の一人は、レイカーズもまたホートン・タッカーのポテンシャルを理解しているため、彼を簡単に手放すことはないだろうと指摘しました。しかし同時に、状況は他球団の方が有利であると『Heavy』に語ります。
「現状ではレイカーズが彼を手放すとは思えない。しかし、他球団はレイカーズを苦しめる決断を下すことができる。キャップスペースが豊富で、若い選手に賭けてみたいと考えるチームは、彼に投資してみたらどうだろうか?利点は明らかだ」
ホートン・タッカーは2019年のNBAドラフトでオーランド・マジックに2巡目全体46位で指名されました。その後、ドラフト指名権、金銭と引き換えにレイカーズにトレードされています。ホートン・タッカーの契約は2年240万ドルであったため、彼は2021年のオフシーズンに制限付きフリーエージェントを迎えます。そのため、他球団がホートン・タッカーにオファーを提示して契約合意に至ったとしても、レイカーズが同額の条件でオファーにマッチすれば彼を引き留めることができます。彼を引き留めるため、レイカーズがどこまで投資することができるかは注目に値するでしょう。
ホートン・タッカーは最初の10試合で平均8.1得点、2.6リバウンド、1.8アシスト、フィールドゴール成功率 48.4%、3ポイントシュート成功率 36.4%を記録しています。1月10日(日本時間11日)のヒューストン・ロケッツ戦ではキャリア最多の17得点を記録しました。
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