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陰性と信じながらも隔離を余儀なくされたケビン・デュラント、それでも現実を受け入れ「またプレイできてよかった」

昨年3月にNBAのシーズンが中断した後、ブルックリン・ネッツのスターであるケビン・デュラントは新型コロナウイルスの陽性反応が出た選手の一人でした。それから9ヶ月以上が経過していますが、ウイルスに関して我々が知らないことは多く残っています。そのため、デュラントが新型コロナウイルスの陽性反応者に接触したことが明らかになった時は、彼がウイルスの抗体を持っているかどうかにかかわわらず7日間の隔離を余儀なくされました。

3試合の欠場を経て1月10日(日本時間11日)のオクラホマシティ・サンダー戦で復帰した後、デュラントは自分がチームを離脱しなければならなかったことについて驚いたと語りました。

「再び新型コロナウイルスに感染するとは思っていなかった。僕は抗体を持っていて、多くの人と接触することもなかったから、検査結果が陰性であることは確信していた」

選手が7日間の隔離を受け入れるときの懸念の一つは、復帰後のパフォーマンスに影響が出ないかということです。特にデュラントは離脱するまでの6試合で平均28.2得点、7.0リバウンド、4.8アシスト、フィールドゴール成功率 51.4%、3ポイントシュート成功率 45.5%を記録していました。

しかし、パフォーマンスの低下は杞憂に終わったようです。復帰後、デュラントは10日のサンダー戦と12日(同13日)のデンバー・ナゲッツ戦で計70得点、20リバウンド、17アシストを記録しました。彼は隔離中も自宅で練習を行っていたことを明かしています。

「自宅で練習することができた。ウェイトやトレッドミルといったトレーニングで体を鍛えていたよ。とはいえ、試合の形に勝るものはない。明日は皆と練習ができるから嬉しい」

抗体を持っている可能性がある中で隔離を余儀なくされるのは、デュラントやチームメイトにとって不満を感じることのようにも思えます。しかし、デュラントは現実を受け入れていました。

「チームメイトと一緒に居たいと思ったことは間違いない。だけど、新型コロナウイルスの影響で今の状況下に置かれていて、リーグの皆がプロトコルに従っている。隔離はシーズンが開幕した後に起こる可能性があると分かっていたこと。だから、あまり動揺していない。またプレイできてよかったと思ってるよ」

NBAはウォルト・ディズニー・ワールドのバブル(隔離環境)で2019-20シーズンを再開させた後、バブル内で新型コロナウイルスの陽性反応者が0人という素晴らしい成功を収めました。しかし、2020-21シーズンは各チームのアリーナで試合が行われるようになったことで、リーグは選手やスタッフの安全や健康を保護するためにより厳格なルールを定めています。

『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者によれば、新たに追加されたルールとしては、試合前後の選手同士のコミュニケーションの接触には肘もしくはフィストバンプのみが許可されており、6フィート以上の距離を保つ必要があります。また、全ての選手はロッカールームやベンチで必ずマスクを着用しなければなりません。

しかし、このようにルールを定めていても新型コロナウイルスの陽性反応が出る選手は各チームから相次いでおり、一部では試合可能な8人の選手を揃えられずに延期となった試合もあります。今はまだ深刻と呼ぶほどではないものの、デュラントのようなスター選手が頻繁に離脱するようになった場合には、リーグは再びバブルやシーズン中断などの計画も検討せざるを得なくなるでしょう。

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