ニューオーリンズ・ペリカンズがベテランガードであるJJ・レディックのトレードを受け付けていることが、最近の報道で明らかになっています。レディックが自身の移籍先に関与しているかどうかは分からないものの、少なくとも彼の頭の中には移籍したいチームがあるようです。
『Philadelphia Inquirer』のキース・ポンペイ記者によれば、レディックの家族はブルックリンに住んでいるため、彼はその近辺のチームである古巣のフィラデルフィア・76ersや、ブルックリン・ネッツ、ボストン・セルティックス、ニューヨーク・ニックスへの移籍を考えているとのこと。『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者は、そのうち76ers、ネッツ、セルティックスがトレードでレディックを獲得することに関心を示していると報じています。
キャリア15年目を過ごしている36歳のレディックは、今季平均7.9得点、1.8リバウンド、1.3アシスト、フィールドゴール成功率 33.6%、3ポイントシュート成功率 29.8%と大きな苦戦を強いられています。彼がキャリア平均3ポイントシュート成功率 41.4%を記録しているリーグ屈指のシューターであることを考えると、今季の失速は非常に驚くべきことでしょう。
レディックは以前、2017年から2019年の2シーズンにかけて76ersでプレイしていました。レディックは76ersでキャリア最高とも呼べるシーズンを過ごしており、当時のチームメイトであったスターのベン・シモンズやジョエル・エンビードが今も居ることを考えると、彼は古巣に戻ることで多少なりともパフォーマンスが改善される可能性があります。
レディックは今季終了後に無制限フリーエージェントを迎えます。そのため3月25日の期限までにトレードされなかったとしても、レディックがチームを変えるのは時間の問題かもしれません。
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