考察

【NBAファイナル2019】第2戦で注目すべき3つのポイント

ゴールデンステイト・ウォリアーズはNBAファイナルの第1戦でトロント・ラプターズに敗れましたが、ウォリアーズの選手たちは「どうした?心配か?」というような態度を貫いていました。

ウォリアーズのステフィン・カリーは、次のように語っています。

「どんなスタートを切ろうと、これは長いシリーズなんだ。第2戦は修正し、大きな勝利を得て、ホームに戻るチャンスがある」

一方で、ラプターズもあくまで1勝しか挙げていないことを理解しており、第1戦のMVPと呼べるパスカル・シアカムは、次のように語りました。

「このシリーズの他の試合で勝ちたいなら、もっと良いプレイをする必要がある。だから僕たちは修正して、試合に備えなければいけない。一つの試合として見ているんだ」

さて、第1戦で互いにマッチアップしたことで、見えてくることもあるでしょう。

今回はそれらを踏まえ、第2戦で注目すべき3つのポイントを紹介します。

ウォリアーズはトランジションのディフェンスを改善できるのか

第1戦が終わった後、ウォリアーズのスティーブ・カーHCはトランジションディフェンス(攻守が切り替わる際のディフェンス)が出来ていなかったことに、苦言を呈しました。

この見解は正しく、第1戦でウォリアーズは速攻から24点を失っており、これはウォリアーズにとって今年のプレイオフで最も多い数字となっています。

結果的に、このトランジションディフェンスの甘さが、シアカムへ容易に得点を許したことに繋がったのでしょう。

カーHCは、次のように語りました。

「午後5時に別のメディアセッションが予定されているけど、たぶんそこでも同じことを言うだろうね。トランジションディフェンスの開始時に問題があり、戻ることを疎かにしただけだよ」

ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、チームのディフェンスの問題について、自身の責任だとコメントしています。

「僕たちは、ディフェンス面もさらに積極的にしなければいけない。積極性は僕から始まり、みんながそれに従うんだ。もしも僕が情けなかったら、みんなもそうなる。昨夜はそんな感じだったね。僕が積極的でなかったから、それがチームのディフェンスに反映されてしまったんだ」


ウォリアーズはケビン・デュラントが居ない状態で、より良いオフェンスができるのか

第1戦でウォリアーズは、カリーが34得点、クレイ・トンプソンが21得点、ドレイモンド・グリーンが10得点と、主力3人が二桁得点を記録し、カーHCは「十分に得点できた」とコメントしました。

しかし実際のところ、ウォリアーズが第1戦で決めたフィールドゴールは34本であり、今季のレギュラーシーズンとプレイオフを合わせた99試合で、フィールドゴールが34本以下に終わったのは3回目の出来事となっています。

デュラントが居れば、その数字はもっと増えることになるでしょう。

それでもカーHCは、現状でも十分な得点を挙げられると、確信しています。

「第2のスコアラーがある程度の得点を挙げている限り、我々は良い調子だよ。」

第2のスコアラーとは、おそらくカリーやトンプソン、グリーン以外の選手を指しますが、一体誰がステップアップできるでしょうか?

アンドレ・イグダーラは第2戦に出場可能ですが、第1戦では4本のスリーポイントシュートを全て外しており、ジョーダン・ベルも最初のうちは静かで、デマーカス・カズンズも8分間で3得点(フィールドゴールは2本とも失投)に終わっています。

ラプターズは第1戦の成功を維持できるのか

第1戦のスコシアバンク・アリーナは素晴らしい環境が整っており、ラプターズは勝利する準備が整っていました。

しかし、ウォリアーズは第2戦の勝利に飢えているため、同じように成功させるには、よりタフな試合を覚悟する必要があるでしょう。

ラプターズのニック・ナースHCは、次のように語っています。

「我々は、この試合が本当にハードなものになると分かっている。彼ら(ウォリアーズ)は修正しようとしてくる。彼らは大抵、もっとハードに、もっとフィジカルに、あらゆるプレイをしているからね。」

第1戦のように、シアカムが32得点を挙げたり、マーク・ガソルが20得点を挙げることに期待するのは、リスキーな選択です。

ウォリアーズのダブルチームを受けていたカワイ・レナードは、より効率的なディフェンスが求められますし、カイル・ラウリーにもディフェンスを必要とさせなければなりません。

ラプターズが第1戦の成功を維持させたいのであれば、スーパースターの力は必要不可欠だと言えるでしょう。

『ステフィン・カリー 努力、努力、努力 自分を証明できるのは、自分だけ』

  • 原著:Marcus Thompson,2
  • 著:マーカス トンプソン,2
  • 翻訳:東山 真

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