スポーツファンは熱狂的であり、物事を重く受け止めるというのは知られたことですが、ヒューストン・ロケッツのファンの一部は犯罪行為の一線を越えるまでに至ったようです。
『The Athletic』のケリー・イコ氏は、ロケッツが今年のプレイオフのカンファレンス準決勝でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れた後、チームのビッグマンであるクリント・カペラの車が、ロケッツのファンによって破壊されたと伝えました。
確かに昨年の雪辱を果たすべき重要なシリーズで、カペラの成績が悪かったのは否定できませんが、明らかにこれは異常な行動です。
イコ氏は、次のようにも伝えています。
「ファンは彼(カペラ)により厳しく当たり、彼のトレードを求め、彼の契約をお金の無駄遣いだと見ていた。状況を知っている2人のカペラの側近によると、彼のレンジローバーは(カンファレンス準決勝)第6戦の後の数日間で破壊された。窓が割れ、サイドパネルは引き剥がされ、車の外側に鍵をかけられ、傷を付けられたのだ」
既にカペラはトレードの対象となっていますが、今回の事態は度を越した非難だと言うべきでしょう。