ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、既にNBAで最高の選手の一人であることを証明しています。
2018-19シーズンは1試合あたり平均27.7得点、15.5リバウンドを記録したことで、24歳にしてシーズンMVPを受賞しました。
しかし、そんなヤニスは、自分より優れていると認めている才能があります。
それが、弟のアレックス・アデトクンボです。
ヤニスは弟のアレックスについて、次のように語りました。
「アレックスは僕より優れていると確信しているよ。彼はモチベーションを保っている。彼はそれ(ヤニスを超えること)を望んでいる。それが彼を特別なものにしているんだ。彼は満足していないね」(出典:Bleacher Report)
アデトクンボ兄弟は、皆がアスリートです。
長男のフランシス・アデトクンボはプロサッカー選手であり、次男のサナシス・アデトクンボは、先日ヤニスが所属するバックスと2年300万ドルの契約を結びました。
ヤニスの弟で四男にあたるコスタス・アデトクンボは、現在ダラス・マーベリックスでプレイしています。
アレックスもまた、同じような道を辿るかもしれません。
彼は今、ミルウォーキーにあるドミニカン高校の4年生として、バスケットボールに打ち込んでいます。
コーチのジム・ゴズ氏は、アレックスについて次のように語りました。
「全体的な才能に関しては抜きん出ている。時には偉大さの兆候を見せてくれるね」(出典:Bleacher Report)
とはいえ、17歳のアレックスの将来はまだ空中を漂っています。
『247 Sports』によれば、アレックスは5つ星中3つ星として評価されており、現在はウィスコンシン大グリーンベイ校や、オハイオ大からオファーを受けているようですが、海外でプレイするということも不可能ではありません。
ただいずれにせよ、アレックスのモチベーションは本当に素晴らしいものです。
彼はヤニスとの比較について、こう語りました。
「僕の最終的な目標は、ヤニスを上回ることではない。僕自身が最高の選手になることだよ。たまたま、自分の目指す最高の選手が、兄弟が今やっていることを上回る可能性があるということで、彼が最高の選手だとは思わない」(出典:Bleacher Report)
ヤニスを超える存在だとすれば、それは一体どれほどのものなのか…
アレックスのNBA入りが楽しみになりそうです。