最近の『Sports Illustrated』の特集記事の中で、元クリーブランド・キャバリアーズGMであり、現在はニューオーリンズ・ペリカンズのバスケットボール事業担当副会長を務めているデイビッド・グリフィン氏は、かつてキャバリアーズに所属していたレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)の今について、次のように語っていました。
「彼は勝つことに対して、もう(これまでと)同じような生き物ではない」
グリフィン氏は、今のレブロンは過去のように勝利を求めている姿ではないと主張したのです。
しかし、これに対して反論したのが、レイカーズの元球団社長であるマジック・ジョンソン氏でした。
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ジョンソン氏はTwitterで、レブロンの勝利への意欲を保証するとともに、優勝に向けて全力で取り組んでいるとツイートしました。
レイカーのみんなへ、私はレブロン・ジェームズがL.A.に優勝を取り戻そうと全力を尽くしていることを、身をもって伝えよう。彼はオハイオ州の人々に対し、クリーブランドに優勝をもたらすと約束し、彼はその仕事を果たしたんだ。
Laker Nation, I can tell you firsthand that LeBron James is committed to bringing a championship back to LA. He promised the people of Ohio he would bring a championship to Cleveland and he accomplished his mission.
— Earvin Magic Johnson (@MagicJohnson) August 2, 2019
優勝しなければ、素晴らしい選手と一緒にプレイしたって楽しくない。そのためには、大変な努力や痛み、苦しみを必要とする。NBA史上最も偉大なのコーチであるパット・ライリー氏は 、私たちのショータイム・レイカーズに、引退するまで達成してきたことには満足しないだろうと言った。彼は正しかったよ。
It isn’t fun playing with any great player if we don’t win the championship. It takes a lot of hardwork, pain, and suffering. The greatest coach in NBA history, Pat Riley, told our showtime Lakers we would never enjoy what we accomplished until we retired. He was right.
— Earvin Magic Johnson (@MagicJohnson) August 2, 2019
どのリーグでも、どのレベルでも優勝するのは難しく、その高いレベルを維持するのは想像できないくらい難しいんだ。
It’s hard getting to a championship in any league or level, harder to win the championship, and you can’t imagine the difficulty of maintaining that level of excellence.
— Earvin Magic Johnson (@MagicJohnson) August 2, 2019
つまり、レブロンはアンソニー・デイビスと一緒にプレイしても、優勝できなければ楽しさを感じることは出来ず、優勝するには極めて大きな努力を必要とするということです。
レブロンが過去の実績にすがりついてキャリアを終えたいならば、この話は意味を成しませんが、きっと彼はそうではありません。
レブロンが勝利への意欲を捨てることはまだ無いでしょう。