今夏、ポートランド・トレイルブレイザーズと4年1億9,600万ドルの契約延長を結んだデイミアン・リラードは、スーパーチームを創り上げようとは考えていません。
先日、リラードは『Complex』との対談の中で、スーパーチームについて自身の考えを明かしました。
「みんなが(スーパーチームを作ろうと)コントロールしているのは、時間が無いからだと思う。僕はそれを問題ないと思うけど、僕はその道を歩むのが好きじゃない。彼らが自分のキャリアのためにやりたいことを選んでいるように、僕も自分のためにやりたいことを選んでいるだけさ」
スーパースターの多くの移籍に伴い、NBAの勢力図は著しく変化しました。
しかし、そのような状況でもリラードは自身の信念を貫き、勝ちたいと考えています。
「他の3人のスター選手とプレイすれば、多くの人々が勝利を疑うとは思えない。僕たちは勝つだろうね。でも、その中での挑戦や楽しみは何だろう?」
選手にとって、勝利は最も追求したいことの一つかもしれませんが、必ずしもそれが全てとは限りません。
チームやファン、都市を愛したり、あるいは自身のバスケットボールへの情熱の方が重要だと考える選手もいるでしょう。
リラードは、まさにそのような選手の一人であり、これこそ正当なフランチャイズプレイヤーの手本でもあります。