2019 FIBAワールドカップに先駆けて行われたエキシビションゲームで、オーストラリア代表はアメリカ代表に初めて勝利するという歴史的快挙を成し遂げました。
昨季、3月に再びゴールデンステイト・ウォリアーズと契約を結んだアンドリュー・ボーガットは、オーストラリア代表の中心的役割を担っていたと言えるでしょう。
特に、彼はオーストラリア代表のオフェンスの支点として起用され、チームメイトを動かし、虚を突くパスでアメリカ代表のディフェンスを崩しました。
昨季のNBL(オーストラリアのバスケットボールリーグ)でMVPを受賞したボーガットは、シーズン終了後にNBAへ復帰を受け入れ、ウォリアーズでも質の高いプレイを続けました。
今年、ボーガットはオーストラリアのシドニーに戻ることになりますが、彼が再びウォリアーズと契約することはあるのでしょうか?
『NBC Sports』のカート・ヘリン氏によれば、ボーガットは4月に次のように語っていました。
「もし、僕が次のNBLのシーズンでも良い感じで健康を保ち、彼ら(ウォリアーズ)が再び電話したいと思うなら、僕は熱心に耳を傾けるよ」
一方で、ウォリアーズのスティーブ・カーHCは最近、次のように語っています。
「昨季、我々はウォリアーズにボーグ(ボーガット)が居ることを気に入っていた。彼がシドニーでプレイできて、本当に良かったと思うよ」
ウォリアーズのセンターは、既にケボン・ルーニーとウィリー・コーリー・ステインが揃っており、ドレイモンド・グリーンも時に重要な役割を担うでしょう。
3月の時点でウォリアーズがどの位置に居るかも分からないだけに、必ずしもボーガットがウォリアーズと再び契約を結ぶという確信はありません。
しかし、ウォリアーズでなくともボーガットはNBAに戻り、プレイオフを戦う別のチームの手助けをする可能性があります。
彼がエキシビションゲームでアメリカ代表を相手にやって見せたことは、そういった推測を残すほどの価値がありました。