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ブラジル代表指揮官が、ヤニス・アデトクンボへ厳しい言葉

2019 FIBAワールドカップの3日目、ブラジル代表がヤニス・アデトクンボ擁するギリシャ代表に79-78で勝利した後、ブラジル代表のアレクサンダー・ペトロビッチHCは、アデトクンボに厳しい言葉を残しました。

「なぜこのスポーツが素晴らしいのか。MVPを受賞した選手が居て、彼は23歳なのだが、誰が彼を止めるのだろうか?40歳の男が彼を打ち負かしたんだよ」



アデトクンボを抑えたのは、39歳でブラジル代表として戦うアレックス・ガルシアでした。

ガルシアの活躍によって、アデトクンボは13点を記録しながらも第4クォーター終盤にファウルアウトとなり、ブラジル代表は2次ラウンド突破を確定させています。

ペトロビッチHCは、こう付け加えました。

「アデトクンボを止められる選手たちが居ることを証明した。しかし昨日の私は、(コスタス)スルーカスと(ジョルジオス)プリンテジスを止めることに集中しており、それが今日やったことなんだ。私がこの試合の準備をしていた時、多くの人がアデトクンボを止める方法を話し、ジョークを言ってきたね。私は、トロント(ラプターズ)とミルウォーキー(バックス)の準決勝以来、アデトクンボをどう止めるか悩んでいたよ。だが今夜の問題は、スルーカスとプリンテジスだったんだ」

ギリシャ代表は3点ビハインドで迎えた第4クォーター終了間際、スルーカスが3本のフリースローを獲得したものの、2本しか決められず惜しくも敗れる結果となりました。

しかし、アデトクンボが抑えられていても、ギリシャ代表が強豪国と対等に渡り合えることは事実でしょう。

対戦相手はアデトクンボだけでなく、ペトロビッチHCが考えたように、他の選手に対しても十分な注意を払わなければなりません。

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