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来シーズンのNBAのサラリーキャップが、10~15%低下する可能性あり!?

現在のNBAと中国を取り巻く問題は、NBAの将来により深刻な問題を及ぼす可能性があります。

『Yahoo Sports』のキース・スミス氏によると、あるリーグの情報筋は、現時点で少なくとも5チームが、2020-21シーズンのサラリーキャップが予測の10~15%も低下するシナリオを考えていると語りました。

「キャップの急増のようなものだが、その逆だ。これは私たち全員に大きな影響を与えることになるだろう」

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NBAは先月、2020-21シーズンのサラリーキャップの予測を1億1,600万ドルと発表しており、これは2019-20シーズンの1億900万ドルを、700万ドル上回る見通しとなっています。

サラリーキャップの将来の予測値は、予想されるバスケットボール関連収入(BRI)に基づいて導き出されますが、当然ながら、中国との関係悪化で収益に影響が出る可能性を考慮しているわけではありません。

そのため、もし本当に2020-21シーズンのサラリーキャップが10~15%低下した場合、現在の予測よりも1,160~1,740万ドルを下回る――少なくとも、2019-20シーズンのサラリーキャップよりも減少することになります。

これがなぜ深刻な問題かと言うと、NBAのサラリーキャップはあらゆる選手との契約に影響を与えているからです。

サラリーキャップの25%、30%、35%で金額が決まるマックス契約だけでなく、様々な例外条項、ルーキー契約も、サラリーキャップに伴い増減しています。

NBAの各チームには、最低でも1人のキャップに関する専門家がいるため(一部のチームでは2~3人)、毎年リーグの予測が多少外れたとしても、それをカバーできることは珍しくありません。

しかし、10~15%は誤差と呼べる数値ではないため、大きな変化になることは明白でしょう。

そのため、冒頭で説明したように、一部のチームは今の段階から、2020-21シーズンのサラリーキャップが大幅に低下するという最悪のシナリオを考えているのです。

あるチームのキャップの専門家は、次のように語りました。

「私はこんな経験をしたことがない。近年になって、キャップが上がってきた。(過去とは)全く違う。リーグが現在の1億900万ドルから、キャップを下げないための措置を検討するように迫られた場合、私は疑問を持つ必要があると思うよ。そうしなければ、私たちはみんなタックスを超えてしまっている。シーズンを通じて、トレードやその他全てのアプローチが変わってくるから、今のうちに知っていただけたら嬉しいね」

問題が長引けば長引くほど、サラリーキャップに影響が出る可能性は高くなります。

もしサラリーキャップが予測よりも大幅に低下すれば、2人のスター選手を獲得できたチームが、1人のスター選手しか獲得できないという事態も起こるかもしれません。

NBAと中国を巡る問題は、ファンの私たちにとっても、決して他人事ではないでしょう。

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