ヒューストン・ロケッツは、良くも悪くも非常に多くの話題で溢れかえっています。
ゼネラルマネージャーのダリル・モーリー氏による、香港の民主化運動を助長するツイート、ラッセル・ウェストブルックの加入、ジェームズ・ハーデンのシューティングの不振――。
その話題の中には、今シーズンで契約が切れるマイク・ダントーニ・ヘッドコーチも含まれています。
[kanren postid="15106"]
自身の今後が不確実な中、ダントーニHCは『USA TODAY Sports』のマーク・メディナ氏とのインタビューで、次のように語りました。
「コーチングの仕方や、競争心を変えることはない。来年の夏に何が起きるか、見てみようじゃないか」
過去3年間でロケッツを173勝73敗に導いてきたダントーニHCは、このオフシーズンにロケッツのオーナーであるティルマン・ファティータ氏と交渉を行いましたが、ダントーニHCは1年間の契約延長というチームのオファーを受け入れる気はありませんでした。
おそらくロケッツは、優勝するか、あるいはカンファレンス決勝の舞台から前進できるかどうかで、より長い期間をダントーニHCに託すかどうかを決めるでしょう。
一方で、ダントーニHCはロケッツからお役御免となったとしても、過去2年間でゴールデンステイト・ウォリアーズの最大の脅威となるチームを指揮したことを考えると、他チームの関心を引くことが期待できます。
そして、どちらにしてもダントーニHCは、レームダックのような立場となり、フロントやロッカールームで権限が弱まる可能性を問題視していません。
通常、コーチはそういった立場に置かれることに難色を示しますが、彼は単純な理由でそうは思わないと語ります。
「気にならないと思える素晴らしいグループだからね。影響は受けないし、問題ではないよ」
そしてダントーニHCは、競争の激しいウェスタン・カンファレンスで生き残り、優勝するという自信を見せました。
「我々には、リーグの誰にも劣らないタレントがある。我々は誰も恐れていない。とはいえ、我々はどのチームもリスペクトしている。ウェストでも、7~8チームが(プレイオフを)争っている。何とか全てをまとめないといけないね」
ダントーニHCが来シーズン以降もロケッツにいるのかどうかは、ハーデンとウェストブルックを始めとしたロスターを、彼自身がまとめられるかどうかの手腕に懸かっています。
[kanren postid="15106,14982"]