アンドレ・イグダーラは依然としてメンフィス・グリズリーズの一員ですが、彼はチームから離れており、2019-20シーズンは一度も試合に出場していません。
今シーズンのどこかで、トレードされるだろうと考えられているイグダーラですが、その最有力な移籍先はどこなのでしょうか?
ロサンゼルス・レイカーズが、かつてのファイナルMVPの移籍先と考える人は多いですが、その予想が必ずしも近いものであるとは限らないようです。
『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト氏によれば、あるチームのエグゼクティブは、ダラス・マーベリックスがイグダーラの獲得に名乗りを上げるチームかもしれないことを明かしました。
実際、マーベリックスは今シーズン限りで契約が切れるコートニー・リー(1,280万ドル)を提示することで、イグダーラとのサラリーを合わせることができ、さらに若い選手や2巡目指名権を付随させることもできます。
今シーズン、予想以上の快進撃を見せているマーベリックスにとっては、プレイオフ進出――ひいては、プレイオフを勝ち抜くためにも、経験豊富で優勝経験のあるベテラン選手の存在は、違いを生み出してくれることでしょう。
『NBA.com』によれば、今シーズンのマーベリックスはオフェンス面でリーグトップクラスであるものの、ディフェンス面ではリーグの真ん中より下に位置しているため、ディフェンス力の強化という点でもイグダーラの獲得には意味があります。
グリズリーズにとっても決して悪くはない条件を提示できるマーベリックスが、イグダーラの争奪戦を制する可能性は大いに考えられます。
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