ワシントン・ウィザーズの八村塁の評価が、ここ最近になってさらに上がっているのは間違いありません。
直近5試合で、八村は平均20.4得点、7.2リバウンドを記録しており、これはどちらもルーキートップの数字となっています。
また、同期間中の出場時間やフィールドゴール試投数でもルーキートップであることからも、彼がチームにとって欠かせない選手であるのは明白でしょう。
米メディアの『CBS Sports』は最近の八村の活躍に太鼓判を押しており、同メディアが紹介している最近のルーキーのパワーランキングでは、八村を堂々の1位として選出しています。
『CBS Sports』の評価は以下の通りです、
ポール・ジョージやカワイ・レナードから称賛を得ている時は、何か正しいことをしているというのが分かる。先週、八村のシューティングの成績は振るわなかったものの、ロサンゼルス・クリッパーズ戦では大いに対抗したのだ。ウィザーズは敗れこそしたものの、八村の30得点のパフォーマンスには数多くの意味があった。まだ3ポイントシュートには苦戦してるが、リム周辺でのタッチや、ミッドレンジでのプレイは、ほとんどのルーキーを遥かに超えている。彼は常にフロアの両端でリバウンド争いを繰り広げており、ディフェンスは彼のキャリアを通じて、おそらく最大の利点となるだろう。
先週のランキングでは八村は選出されておらず、今回は先週の1位であったゴールデンステイト・ウォリアーズのエリック・パスカルを抑えて(パスカルは2位)の選出となっているだけに、八村が大きく評価されているのは明らかです。
2018年のドラフトでは、ルカ・ドンチッチやトレイ・ヤングといったスター級の選手が排出された一方、2019年はザイオン・ウィリアムソンの怪我もあり、スター性に欠けると考えられがちですが、八村のように堅実なプレイを続ける選手も注目に値するでしょう。
チームの成績は振るわずとも、彼が結果を残し続けるだけでも嬉しいことです。
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