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マルコム・ブログドンがバックスを去った理由「僕を評価していれば」

12月22日(日本時間23日)――インディアナ・ペイサーズのマルコム・ブログドンは、古巣であるミルウォーキー・バックスとの対戦を迎え、元チームメイトやファンから温かい歓迎を受けました。

ビジネス上の観点から、ブログドンは2019年の夏にサイン&トレードでペイサーズへ移籍しましたが、彼はバックスに対して悪い感情は抱いていません。

『ESPN』のエリック・ウッドヤード氏によれば、ブログドンは次のように語りました。

「フリーエージェントが始まる数週間前から、物事は上手くいかず、自分の思うようには進まないかもしれないと、入念に考えていた。だから僕は考え方を変えて、別のチームを探し、準備するようにしたんだ」



もちろん、あくまで自分の思うようにいかなかった場合の話であって、もしバックスがブログドンを求めていれば、彼はチームに残っていたかったと言いました。

「もし彼らが僕を求めていれば、僕はこのチームでプレイしたかった。ペイサーズが僕を評価したように、彼らが僕を評価していればね。僕が言いたいのはそれだけさ」

結果的に、ブログドンは3年間を過ごしたバックスに別れを告げる代わりに、ペイサーズでの新たな役割を引き受けることになりました。

ブログドンはバックス時代よりも責任を負っている現状について、「新たなチャンスであり、新たな挑戦」だと言います。

「チームのリーダーというのは全く異なる役割で、僕にとってははるかに大きな役割だけど、それこそ僕が過去3年間で形作られ、準備してきたものだ。これは尊敬される全てのNBA選手が望む役割だと思う。彼らは自分たちのチームと呼べるようなチームや、高いレベルで勝てるチームを望んでいるけど、彼らはその中でより多くボールを持つことができ、より多くのプレイをコントロールできる」

バックスのマイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチは、時折ブログドンのボックススコアを確認していることを明かしました。

「マルコムがどうしているのか、ボックススコアを見るのが純粋に好きなんだ。とても上手くやっているみたいだね。おそらくボールは彼の手の中にあるのだろう」

バックスのヤニス・アデトクンボは、ブログドンのペイサーズへ移籍するという決断を尊重しています。

「このチームにマルコムが居ることを想像できるかい?彼はオールスターではないのに、素晴らしい選手だ。だけど、みんな自分のことは自分で決めている。彼の決断は、インディアナに移籍して、そこでチームを築くことだった。彼にはそれが一番良かったと思うよ」

同時に、アデトクンボは「確かに、彼がまだここに残っていれば良いのに」と付け加えました。

「残念だけど、最終的には自分にとってベストなことをしなければならない。彼の成功と、彼のチームの成功を祈るよ」

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