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ジェイレン・ブラウンが語る、契約延長で起きた”想定外”

ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンは2019年10月、チームと4年1億1,500万ドルの契約延長を結ぶことによって、2020年に訪れるはずだった制限付きフリーエージェントの不安を解消しました。

しかし、実際のところ、ブラウンは契約延長を結べるとは考えていなかったようです――特に、1億1,500万ドルという金額で…。



『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏が司会を務める「Woj Pod」に出演したブラウンは、契約延長に至る前の当時の状況について、詳細を語りました。

「正直に言うと、僕は何も成し遂げられないと思っていた。最初のオファーは4年8,000万ドルだったんだ。僕は、彼らがその金額から譲歩するとは思わなかった」

ブラウンは、セルティックスが4年8,000万ドルという契約から譲歩しようとしないのであれば、2020年にフリーエージェントとなる覚悟も持っていたと明かします。

「そこで僕は考えを持って、(代理人のジェイソン)グルーションに”(契約延長を結ばずに)何が起こるか見てみようか?”って伝えたんだ。僕はジェイソンが何かをやってくれるとは思っていなかった。彼らは(8,000万ドルの契約から)動かないと思っていた。それで終わりだってね。僕は4年目の負荷を背負う準備ができていたよ。それから、彼らは(金額を)跳ね上げて、彼らは僕を組織で望んでいることを示してくれた。彼らは僕の価値を認めてくれたんだ。彼らは、僕が勝利に貢献していると思ってくれていた。(1億1,500万ドルは)断るには難しいオファーだったね」

制限付きフリーエージェントが迫るという重圧から解放されたかのように、今シーズンのブラウンは平均20.0得点、6.8リバウンド、2.3アシスト、フィールドゴール成功率49.1%、3ポイントシュート成功率39.1%と、オールスター級の活躍を見せています。

ブラウンは代理人と契約を結ばず、自身の契約を自身で管理するスタイルを貫いてきましたが、契約延長に至る前に初めて代理人を雇いました。

ブラウンはその代理人が大きな仕事を果たしてくれると想定していなかったようですが、代理人に契約延長交渉を託した結果、ブラウンへのオファーは3,500万ドルも増加したのです。

良い意味で、ブラウンにとって想定外の出来事が起きたと言えるでしょう。

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