デトロイト・ピストンズは、デリック・ローズに関するトレードに応じる準備はしているものの、対価として要求する資産はかなり高いようです。
『The Athletic』のシャムス・シャラニア氏によれば、ピストンズはローズと引き換えに”ロッタリーレベルの1巡目指名権”と伝えられています。
つまり、プレイオフに進出できない可能性が高いチームの指名権でなければ、ピストンズはローズのトレードに応じないかもしれません。
昨年の夏にピストンズと2年間の契約を結んだ31歳のローズは、今シーズン平均26.9分の出場で18.9得点、5.9アシストを記録しており、これは彼がオールスターに選出された2011-12シーズン以来最も高い数字となっています。
加えて、ローズは今シーズンが730万ドル、来シーズンが770万ドルと、チームに優しい契約を結んでいることを考えると、ピストンズが求める価値がかなり高くなるのは当然のことかもしれません。
しかし、ローズの獲得に関心を示していると噂されるロサンゼルス・レイカーズは、ロッタリーレベルの指名権を保持しておらず、フィラデルフィア・76ersも1巡目指名権を保持していないため、ピストンズが数日以内にローズのトレード価格を下げない限り、少なくとも今シーズンはピストンズに留まり続けることになるでしょう。