ゴールデンステイト・ウォリアーズのオールスターウィークエンド明けは、リーグ最低勝率の12勝43敗から始まり、彼らは過去5年間とは全く異なるシーズンに苦しんでいることでしょう。
しかし、地元のテレビ局は彼ら以上に苦しんでいるかもしれません。
ウォリアーズは直近5年間全てでNBAファイナルに進出し、そのうち3度の優勝を経験したことによって、多くの注目を集めました。
一方で、今シーズンはケビン・デュラントの移籍、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンの負傷離脱があったことから、テレビ局はウォリアーズ戦の視聴率が低下するのは覚悟の上だったかもしれません。
しかし――それにしても、地元のテレビ局である『NBC Sports Bay Area』のウォリアーズ戦の視聴率は、信じられないほどに下がっているようです。
『Sports Business Daily』のジョン・オーランド氏と、ジョン・ロンバード氏は、次のように伝えました。
「過去数年間、NBAの地域視聴率で他を圧倒してきたゴールデンステイト・ウォリアーズは、『NBC Sports Bay Area』の視聴率が66%も低下した」
要するに、『NBC Sports Bay Area』のウォリアーズの視聴率が、これまでの3分の1に低下したということになります。
リーグ全体の全国放送の視聴率が13%減少したことを考えると、その数字がどれだけ大きいかは明白でしょう。
もちろん、カリーやトンプソンの復帰に伴って、ウォリアーズ戦の視聴率は一気に増加することが予想されます。
視聴率が66%も下がるということは、裏返せば、彼らが過去5年間で築き上げてきたものの大きさを物語っているとも言えるでしょう。
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