ミルウォーキー・バックスが最後にトロント・ラプターズの本拠地であるスコシアバンク・アリーナに戻ったのは、昨年5月のカンファレンス決勝第6戦でした。
そして、2月25日(日本時間26日)のラプターズ戦で再びスコシアバンク・アリーナに戻り、バックスがラプターズを108-97で下した後、バックスのヤニス・アデトクンボはプレイオフ敗退が決まった第6戦の記憶が今も消えていないことを明かしました。
『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によれば、38分間の出場で19得点、19リバウンド、8アシスト、3ブロックを記録したアデトクンボは、試合後にこう語っています。
「ここで最後にプレイした時の状況を覚えている。間違いなく心の中にあったよ」
プレイオフの試合ではないにしても、悔しさが残るままだったアリーナで勝利を挙げ、今シーズンのラプターズとの戦績を2戦2勝としたのは、バックスにとって少なからず意味があったでしょう。
また、バックスは前日のワシントン・ウィザーズ戦に次ぐ連戦での勝利を挙げており、今シーズンのバックスは連戦の2試合目の戦績で8勝0敗を記録しています。
それでも、このことについてコメントを求められたアデトクンボは、喜びをあらわにすることはありません。
「僕たちはそういったことを考えもしないと思う。コートに出て、仕事をしようとしているだけ。僕たちには勝利する文化が築かれている。怪我をしようと、疲れていようと、関係ない。次に出る選手は準備ができているんだ。みんながプレイしたがるし、みんなが勝利したがっている。だから試合に勝つんだ。時々、疲労によって連敗して気にしないチームもあるけど、このチームはそんなことをしない」
これでバックスは4連勝となり、2位のラプターズとの差を8.0ゲーム差に開いています。
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