ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードはオーランドでプレイすることに懸念を表明している選手の一人であり、彼が歩んできた人生の背景には社会問題だけでなく家族の問題もあります。
ハワードのチームメイトであるダニー・グリーンは『Inside the Green Room』に出演し、ハワードから聞いた彼の境遇について語りました。
「ドワイトと話をする中で、バスケットボールより重要なことがいくつかあった。皆は他人の家族がどのようなものであるか知る由もないけど、ドワイトが経験している背景を聞いただけで、僕に全てが理解できた。彼の人生で起こっていることは抗議運動以外にもある。彼の息子の母親が亡くなったこともそうだし、皆が知らないことがたくさんあるんだ」
By Wednesday, we’ll know which players declined to join the season resumption in Orlando. With a number of concerns, including social injustice, @DwightHoward & Avery Bradley might sit out.
@DGreen_14 gives @HarrisonSanford his thoughts https://t.co/Sw79CzPVOi pic.twitter.com/MJSYtC9Tbm— Inside The Green Room (@GreenRoomInside) June 23, 2020
今年3月末、6歳になる息子の母親であるメリッサ・リオスさんがてんかん性の発作によって急逝し、ハワードは悲嘆に暮れていました。
ハワードにはそれぞれ母親が異なる息子が5人おり、子どもたちの援助や養育権を巡ってたびたび争っていることからも、彼が特殊な環境に身を置いていることは明らかでしょう。
最近の報道では、ハワードは来月のオーランドでのシーズン再開に参加するだろうと言われていますが、公式の発表はまだされていません。