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前例の無いシーズンを「学習体験」と呼ぶレブロン・ジェームズ

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは2003年にNBA入りを果たした後、長いキャリアの中で3つの異なるチームでプレイしていくうちに、NBAチャンピオンや国際大会の金メダルを経験し、リーグのロックアウトやNBAコミッショナーの交代なども見てきました。

つまり、ジェームズはリーグでの生活に関することのほぼ全てを経験してきたとも言えるでしょう。

しかし、ジェームズでさえ、新型コロナウイルスによってシーズンが中断され、オーランドでシーズンが再開されるような経験はありませんでした。



Sky Sports』によれば、ジェームズはそのような新たな経験を「学習体験」と呼びます。

「8月にバブルの中でシーディングゲームを戦い、第1シードを獲得した経験はない。これは僕たち全員にとっての学習体験だ。今は全く異なるシーズンであり、僕を含めた全員にとって思い切った状況だ」

バブルの中でプレイするにあたってジェームズが最も辛いと感じたことの一つは、家族と離れなければならないことでした。

「妻や子供、母たちがいないのが寂しい。大きな課題だよ」

レイカーズが目指しているのは優勝であるため、最も長ければジェームズは10月までバブルの中に居続けることになります。

とはいえ、プレイオフの第1ラウンドが終了した後は家族をバブル内に招待できることをリーグは計画しているため、ジェームズにとっては朗報となるでしょう。

また、バブルの中でプレイすることはジェームズにとっても調整を必要とさせましたが、彼はそれ以上に、社会正義の問題について話し合う機会が与えられたことを高く評価しています。

「自分たちの生活で起きていること、社会で起きていること、変化を起こそうとしていることについて、話し合う機会やパッションを得られる機会を毎日与えられている」

大勢のファンが会場にいなかったり、チームの遠征が無いというのは、全く異なる非常にユニークな状況です。

しかし、ジェームズは長いキャリアの中で、周囲のノイズをかき消し、プレイに完全に集中できるようになりました。

こうした特性は、レイカーズにとって非常に大きな力となるでしょう。

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