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マルク・ガソル、古巣のグリズリーズについて「ファンやフランチャイズへの愛は永遠」

トロント・ラプターズのマルク・ガソルは、昨年2月にキャリアの最初の10年半を過ごしたメンフィス・グリズリーズからトレードされて以来、約1年半ぶりに古巣との再開を果たしました。

ガソルは8月9日(日本時間10日)のグリズリーズ戦で約22分間に出場し、10得点、6リバウンドを記録しました。

本来であれば、ラプターズとグリズリーズは今シーズンの後半に対戦する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断され、試合の開催地もオーランドに変更となったため、ガソルがメンフィスのファンの前に凱旋するのはもう少し先のこととなりそうです。



TSN』のジョシュ・ルーウェンバーグ記者によれば、ガソルはメンフィスとフランチャイズへの愛を語りました。

「メンフィスに来たのは16歳の時で、(母国の)スペインを離れたのもそれが初めてだった。10代に(メンフィスの)高校に通い、二児の父としてメンフィスを去ることがどういうことか想像してほしい。子どもたちの親友も、メンフィスで出来た人たちなんだ。

僕とメンフィスの街との絆は深い。ファンやフランチャイズへの愛は永遠さ」

35歳のガソルはこのオフシーズンにフリーエージェントとなりますが、残留するのか、別のチームに移籍するのかはまだ分かりません。

ただ、たとえグリズリーズと再び契約を結ばなかったとしても、ガソルはグリズリーズの本拠地――フェデックス・フォーラムの垂木に自身の背番号を吊り下げることを夢見ています。

「僕たちの記憶は全てそこにある。移籍して別のチームでプレイしなければならないからといって、全ての功績が消えるわけではない」

ガソルが在籍した10年半のうち、2010-11シーズンから2016-17シーズンにかけてグリズリーズは7年連続でプレイオフ進出を果たしました。

彼らの旅路は終わりは唐突なものでしたが、ガソルはメンフィスへの愛を持ち続けており、彼の功績を考えると、背番号『33』がフランチャイズの永久欠番となることに異論はありません。

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