ロサンゼルス・レイカーズは、カンファレンス準決勝でヒューストン・ロケッツのスモールラインナップに対抗すべく、センターのドワイト・ハワードや、ジャベール・マギーの出場時間を大幅に減らしていました。
しかし、デンバー・ナゲッツとのカンファレンス決勝では、彼らの出場時間が大幅に増加する可能性があります。
▼プレイオフ1回戦とカンファレンス準決勝における、ハワードとマギーの平均出場時間
選手 | 1回戦 | カンファレンス準決勝 |
ドワイト・ハワード | 18.9 | 7.8 |
ジャベール・マギー | 13.4 | 7.5 |
レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は、ナゲッツの大黒柱であるニコラ・ヨキッチを守ることの難しさについて語り、センタープレイヤーの出場時間の増加について示唆しました。
「ジョーカー(ヨキッチの愛称)は歴代のセンタープレイヤーの中でも、最も個性的な選手の一人。彼はあらゆる方法で、相手を苦しめることができる。
今回のシリーズは、我々がセンタープレイヤーをどれだけ起用するかという点で、(カンファレンス準決勝とは)かなり異なる」
ESPN
カンファレンス準決勝では、ハワードやマギーの役割をアンソニー・デイビスやマーキーフ・モリスが引き継いでいました。
ハワードは自身の出場時間が減っていた中でも、ポジティブな姿勢を崩さないようにしていたと語っています。
「エネルギーは非常に重要さ。常に言っているけど、1個の腐ったリンゴはカゴの中全体のリンゴを腐らせてしまう。つまり、僕たちのエネルギーが不十分だと、それが他の選手へ伝染してしまうんだ。あらゆるポジティブなことに目を向けなければならない。バブルの外には、最も悪い状況を経験している人が大勢いる。それを考えれば、常にポジティブでいる方法を見つけることができる」
ESPN
とはいえ、彼らはそのエネルギーをコート上で発揮したいと感じているでしょう。
ヨキッチに対抗することは簡単なことではありませんが、彼を抑え込めることはナゲッツ全体を苦しめることにむ繋がるため、ハワードやマギーの働きには期待したいところです。