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自身のプレイに責任を感じたバム・アデバヨ「チームメイトをがっかりさせてしまった」

今年のプレイオフのイースタン・カンファレンス決勝において、マイアミ・ヒートのバム・アデバヨは少なくとも第4戦まで最高の選手の一人でした。

最初の4試合で平均21.5得点、11.0リバウンド、4.5アシスト、2.0スティール、1.3ブロック、フィールドゴール成功率60.4%を記録した攻守での圧倒的な存在感は、彼が今季に大きく飛躍したことをハッキリと証明しているでしょう。

しかし、9月25日(日本時間26日)に行われたボストン・セルティックスとの第5戦でのアデバヨは、これまでと異なりました。

アデバヨは38分間の出場で13得点に終わり、プラスマイナスではチーム最低の-15ポイントを記録していたためです。

チームは前半に奪った最大12点のリードを逆転され、後半を70-50と圧倒されたことで勝利を逃しました。

試合後、アデバヨは自身のパフォーマンスに責任を感じていました。

「酷いプレイをしてしまった。こんなことはあってはならない。チームメイトをがっかりさせてしまったような気がする」

The Washington Post

ただ、アデバヨの13得点はやや少なかったとはいえ、他の面――8リバウンド、8アシストでチームに貢献していたため、彼個人のパフォーマンスを大きく問題視する必要はありません。

むしろ、アデバヨは第4戦の後半に手首の怪我を悪化させていました。

怪我の度合いがどれほどのものであるかは不明ですが、彼のパフォーマンスが低下した理由としては考えられます。

どちらかといえば、ヒートはチーム全体のディフェンスに焦点を当てるべきでしょう。

第5戦ではセルティックスに121得点も奪われており、これはセルティックスにとって今シリーズの最多得点でもありました。

とはいえ、依然としてヒートは3勝2敗で優位な立場にあります。

デンバー・ナゲッツは今年のプレイオフで2度も1勝3敗からシリーズ突破を決めていますが、本来であればそれは何度も起こるようなことではありません。

アデバヨのパフォーマンスや、チーム全体の課題を落ち着いて取り戻す余裕は、まだヒートに残されています。

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