今年のドラフト全体8位指名権を保持しているニューヨーク・ニックスは、オーバーン大出身のフォワードであるアイザック・オコロの指名に関心を抱いている可能性があります。
オーバーン大のブルース・パールHC(ヘッドコーチ)が『SNY』のイアン・べグリー記者に語ったところによると、ニックスは複数の役割を担える選手について”探究心が旺盛”であり、その中でもオコロはニックスが「最初から気に入っていた」選手だったようです。
パールHCはオコロの長所について語りました。
「彼はポイントガードをペイント内に侵入させない十分な速さを持っている。センターにスイッチしても、胸を張って対戦できる。そのような選手は珍しい。時にはアンドレ・イグダーラを思い起こさせることもあった」
SNY
オコロは多くのモックドラフトで5~10位指名が予想されていますが、ディフェンス面に関しては他のドラフト参加選手と比較しても優れた能力を持っています。
大きな懸念があるとすれば、3ポイントシュート成功率で30%を下回ってしまうほどショットの一貫性が欠けていることでしょう。
昨年のドラフトで全体20位指名によりフィラデルフィア・76ersへ加入したマティス・サイブルのように、オコロもオフェンス面ではあまり大きな仕事を期待できない代わりに、ディフェンス面で相手チームの脅威となることが期待できそうです。
ちなみに直近5年間のドラフトでは、ジャクソン・ヘイズ、コリン・セクストン、フランク・ニリキナ、スタンリー・ジョンソンが全体8位で指名されており、それよりも以前にはケンテイビアス・コールドウェル・ポープや、テレンス・ロスといった堅実なロールプレイヤーも指名されてきました。
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ニックスが2020年のドラフト全体8位指名権のグレードダウンを検討か
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