ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは2018年のドラフトでNBA入りを果たして以降、わずか2年間でスーパースターの地位を確立しようとしています。
リーグを席巻してきたドンチッチの才能には、20年間のキャリアで多くのチームに所属してきた40歳のジャマール・クロフォードも、称賛せずにはいられませんでした。
「特別で信じられない選手だ。偉大な選手の中でも、彼の試合に対する感覚は神秘的とも言える。試合でのプレイ方法や、どのように見えているのか、コート上でやるべきことなどを教えることはできるが、彼の感覚に関しては教えられるものではない。それが彼を特別な存在にしているんだ。彼は自分のお気に入りの選手の一人だよ」
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ドンチッチがキャリアの初期から堂々たるパフォーマンスを見せているのは、決して驚くようなことではありません。
彼は16歳の頃からユーロリーグのバスケットボールチームであるレアル・マドリードに所属し、プロの選手を相手にプレイを続けてきました。
そして、その2年後にはマドリードをユーロリーグ王者に導いただけでなく、ユーロリーグMVPやファイナル4MVPなど、あらゆる賞を受賞しました。
ドンチッチの海外でのプレイ経験は高く評価され、ドラフトでは全体3位でアトランタ・ホークスに指名された後、ドンチッチの指名を狙っていたマーベリックスがトレードによって彼を獲得しました。
当時は2年連続でプレイオフ進出を逃していたマーベリックスですが、ドンチッチの出現によって、今ではプレイオフ進出が期待され、実際に今年はプレイオフに進出できるチームへと変貌しています。
しかし、ドンチッチは弱冠21歳のバスケットボールプレイヤーであり、まだリーグで最高の選手の一人になる道のりを歩み始めた段階に過ぎません。
今のリーグで最も経験豊富な選手の一人であるクロフォードから称賛を得るということは、ドンチッチが今後もリーグに衝撃を与えていく姿を期待できることを意味するでしょう。
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MVP投票で4位も、再び歴史に名を刻んだルカ・ドンチッチ
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