2020年のNBAドラフトで全体7位指名権を保持するデトロイト・ピストンズの最新情報として、彼らがフロリダ州立大のフォワードであるパトリック・ウィリアムズをターゲットにしている可能性があることを、『Los Angeles Times』のダン・ウォイケ記者が報じています。
一部のスカウトやエグゼクティブは、ウィリアムズが残っていた場合にピストンズが彼を指名すると信じています。予想できる限りのコンビネーションや、ポテンシャル、若さを兼ね備えたウィリアムズのように、(ピストンズが指名するのは)ローテーションを補完できる理想的な選手でなければなりません。昨季はそれほど生産的でなかったとはいえ、ウィリアムズの運動能力や攻守におけるポテンシャルは、目を見張るものがあります。
Los Angeles Times
ウィリアムズは決して生産性の高いスコアラーではありませんが、最低限の得点力は保証できる選手であるため、オフェンスで彼のマッチアップが捨てられる”4-on-5”のような状況にはならないでしょう。
ディフェンス面も一貫性こそ課題であるものの、複数のポジションを守ることができるというのは大きな強みです。
また、ピストンズのトロイ・ウィーバー新GM(ゼネラルマネージャー)は、ドラフトで指名する選手を評価する上で、労働倫理や高い人間性、試合に対する愛着が重要であると公言しており、ウィリアムズはこれらの要素を満たしています。
ウィリアムズの指名順を全体7位よりも下に見ているモックドラフトは多いですが、ピストンズのニーズを考えれば、ウィリアムズが彼らに指名される可能性も十分に有り得そうです。
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