ワシントン・ウィザーズのポイントガードであるジョン・ウォールにとって、現代NBAの敵対心は物足りなさを感じさせるようです。
ウォールは先日、ルーキーイヤーの時に少しの間だけチームメイトであったギルバート・アリーナスのポッドキャスト『No Chill with Gilbert Arenas』に出演しました。
ウォールはその中で、アリーナスが全盛期だった頃の時代と、今のNBAを比較して、選手同士の関係について苦言を呈しています。
「今では多くの選手が友好的すぎる。この(アリーナスの)時代の選手は友好的ではなく、互いが互いを負かしてやろうとしていた。今では皆が相棒のようだ」
No Chill with Gilbert Arenas
ウォールが指摘するように、NBAにおける選手同士の友好関係は近年で著しく発展しています。
現役No.1選手として評されてきたレブロン・ジェームズでさえ、元マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドや、オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールをはじめとした選手たちと広い関係を築いています。
当然、それが良いことであるか、悪いことであるかどうかは別の話であり、中にはウォールや、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボのように、相手チームの選手と友好的な関係を築くことを拒む選手がいることも事実です。
2018年12月に左かかとの手術、さらに翌月に左アキレス腱の断裂によって約2年間もコートを離れているウォールですが、来季は完全に健康な状態で迎えることが期待されているため、彼の自慢の競争心を再び発揮してくれることを楽しみにしましょう。
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