11月18日(日本時間19日)に迫った2020年のNBAドラフトで全体5位指名権を保持するクリーブランド・キャバリアーズが、ユーロリーグ出身のスモールフォワードであるデニ・アブディヤか、デイトン大出身のパワーフォワードであるオビ・トッピンの指名に関心を持っていることを、『The Athletic』のジョン・ホリンガー記者が報じています。
ホリンガー記者は火曜日に発表したモックドラフトの中で、キャバリアーズに関連している情報はアブディヤとトッピンだけであると指摘しました。
関係者によると、キャバリアーズのコービー・アルトマンGM(ゼネラルマネージャー)はトッピンを高く評価している一方で、一部のスタッフはアブディヤを推しているようです。
今年のドラフトでは、元イライワ・ホークスのポイントガードであるラメロ・ボール、ジョージア大のシューティングガードであるアンソニー・エドワーズ、メンフィス大のセンターであるジェームズ・ワイズマンがトップ3指名候補として挙げられているため、順当に行けばキャバリアーズがアブディヤかトッピンを指名できる可能性は高いでしょう。
現時点では、キャバリアーズがどちらの選手に傾倒しているかは分かりません。
ただ、『The Ringer』のケビン・オコナー記者は、アブディヤが全体5位以内で指名される――すなわちキャバリアーズの指名順が終わるまでに指名を受けるだろうと指摘しました。
キャバリアーズがフォワードの選手に焦点を当てているのは、理にかなっています。
彼らは直近2年間の1巡目の上位指名権でコリン・セクストン、ダリアス・ガーランドといった有望なガードの選手を指名しており、ロスターには既に優秀なビッグマンであるケビン・ラブやアンドレ・ドラモンド、ラリー・ナンスJr.といった選手が居るためです。
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2020年のNBAドラフトにおける上位30人の選手の長所と課題、指名する可能性があるチーム