ドワイト・ハワードは2019‐20シーズンにロサンゼルス・レイカーズの一員としてキャリア初の優勝を経験した後、フリーエージェントとしてレイカーズと再契約を結ぶことが期待されていました。しかし、コミュニケーションのミスや誤解によって、ハワードはフィラデルフィア・76ersと1年ミニマムサラリーで契約を結ぶことに合意しました。
2013年以来2回目となるレイカーズとの別れにあたって、ハワードはインスタグラムを介してレイカーズのファンやチームメイトにメッセージを綴っています。
ありがとうロサンゼルス。ロサンゼルスに戻ることができて本当に嬉しかった。そして優勝することもできた。バスのファミリー、ランビスのファミリー、ペリンカ、そしてレイカーズの組織全体に感謝している。レイカーズのファンたちへ、君たちを最高に愛している。1年間支えてくれたことに感謝している。今季は感情に満ちたシーズンだった中で、皆は一年を通じて僕らと一緒に戦ってくれた。チームメイトへ、僕らは多くのことを乗り越え、皆で勝利を掴んだ。今季の素晴らしい思い出をありがとう。永遠に感謝しているよ。僕らは王者だ。誰であろうと、それを奪うことはできない。
過去に8年連続オールスター出場も経験したことのあるハワードですが、彼はチームのために与えられた役割を忠実にこなす選手へと変化し、結果としてレイカーズの優勝に大きく貢献することになりました。そのため、レイカーズのファンが彼の移籍を惜しむ声も、決して少なくはありませんでした。
ハワード自身もレイカーズに残留することを望んでいたかもしれません。当初、彼はツイッター上で自身の残留を示唆するツイートを投稿していました。しかし、その投稿は即座に削除され、間もなくして76ersとの契約が明らかになりました。
I don’t know. This was on Dwight’s Twitter page five minutes ago, and is not now. Make of it what you will: pic.twitter.com/WqQw7PaOxF
— David Aldridge (@davidaldridgedc) November 21, 2020
ハワードは新天地で、若きスターのセンターであるジョエル・エンビードのバックアップを務めることになるでしょう。76ersもまた、来季の優勝を目指しているチームの一つです。ハワードの真新しい優勝の経験が、76ersにどのような影響を与えるのか楽しみにしましょう。
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