ヒューストン・ロケッツとジェームズ・ハーデンの先行きが不透明な中、いくつかのチームが彼のトレード先の候補として挙げられました。昨季のプレイオフでNBAファイナルに進出したマイアミ・ヒートは、そのようなチームの一つとして噂されています。
『Miami Herald』のバリー・ジャクソン記者によると、ハーデンとヒートはトレードについて相互に関心を持っているようです。さらに興味深いことに、ロケッツとヒートのトレード交渉が行われた場合、ヒートは有望な若きスター候補のタイラー・ヒーローをトレードに含む考えも辞さないことを、ジャクソン記者は報じました。
関係者は、ヒートのガードのタイラー・ヒーローがトレード不可であるだろうという示唆に異議を唱えています。ヒートはヒーローを気に入っていますが、最終的に真剣な交渉が行われた場合、ヒーローがハーデンのトレードに含まれないという結論には至らないことを、関係者は語っています。彼は議論の中に含まれていると言えるでしょう。
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ヒーローの影響力や労働倫理、そして1年目からの素晴らしい実績は、確かにチームから高い評価を得ています。ヒートがヒーローをトレード不可とする報道もあり、たとえそうなったとしても不思議なことではないでしょう。2019年のドラフトで全体13位指名を受けた彼は、昨季のヒートの大躍進に欠かせなかった選手であり、プレイオフのカンファレンス決勝では37得点を記録することもありました。
しかし、ヒーローがいかに有望な選手であったとしても、2017‐18シーズンのMVPでもあるハーデンを獲得する機会があるとすれば話は別です。ハーデンを獲得するためにどれほどの資産が必要であるかは不明ですが、現時点で彼を獲得することは明らかなロスターのアップグレードに繋がります。ヒートがイースタン・カンファレンス王者としての地位を固めることも不可能ではありません。
ただしヒートがハーデンを獲得する場合、昨季の大躍進に貢献したチーム内のケミストリーを大きく変化させてしまうことも事実です。チームが優勝するためには、時として確固たる信頼関係を築き上げたケミストリーが重要になることもあります。そういった意味では、ヒートがハーデンの獲得に動くべきかどうかは、非常に難しい決断であると言えるでしょう。
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ジェームズ・ハーデン、トレード先の希望にバックスとヒートを追加