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デイミアン・リラード、2020‐21シーズンのMVP受賞に向けて「優勝争いができれば、間違いなく可能性はある」

ポートランド・トレイルブレイザーズのスター、デイミアン・リラードは過去数シーズンでリーグのトップ選手の一人として地位を確立してきました。オーランドのバブル(隔離環境)での2019‐20シーズン再開後、素晴らしいパフォーマンスで8試合のシーディングゲームズのMVPを受賞したのは記憶に新しいことです。そして今、彼はシーズンを通じて最高の結果を残す準備ができているようです。

自身がNBAの歴史に名前を残すこと――すなわち2020‐21シーズンのMVPを受賞する可能性について尋ねられたリラードは、率直なコメントを残しました。

「僕らが優勝争いをして、トップ2やトップ3に入ることができれば、間違いなく受賞の可能性はある」

NBC Sports Northwest

数年前のリラードであれば、MVPの受賞は野心的な目標であったかもしれません。しかし、今のリラードは明らかにMVPを受賞する可能性を秘めたスーパースターの一人として浮上しています。

昨季、リラードは66試合(平均37.5分)の出場で平均30.0得点、4.3リバウンド、8.0アシスト、フィールドゴール成功率 46.3%、3ポイントシュート成功率 40.1%を記録しました。これらはMVP受賞にも見合った成績であり、リラードも昨季のパフォーマンスが自身の偉業達成の可能性に近づいたことを認めました。

「(オールスター直前に)鼠径部を痛める前や、バブル中に好調だったからかな。昨季の最後の30~35試合は良いプレイができた」

NBC Sports Northwest

今のNBAでMVPを受賞するためには個人成績だけでは不十分です。リラードの「優勝争いをして、トップ2やトップ3に入る」という言葉が、MVP受賞に必要なもう一つの成績が何であるかを物語っています。

昨季のブレイザーズはプレイオフ進出の瀬戸際で争っていましたが、同時に彼らは主力選手の負傷離脱というハンデも背負っていました。主力選手は2020‐21シーズンの開幕に向けて完全な健康を取り戻しており、チームはオフシーズンに堅実な補強を行いました。つまり、リラードが2020‐21シーズンのMVPを受賞する可能性は十分にあるということです。

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