ロサンゼルス・クリッパーズとタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)にとって、12月27日(日本時間28日)に行われたダラス・マーベリックス戦の敗戦は記憶から消し去りたいものでした。前半終了時に50点差をつけられたクリッパーズは、後半も巻き返すことができず最終的に51点差で敗れました。
ルーHCは大敗を気にしていないようです。試合の翌日、報道陣に「昨日の試合の映像から学んだことは何か」と問われたルーHCの答えは、たった2語の意外な反応でした。
「何の試合かな?(What game?)」
Reporter- "What did you see from the film of yesterday's game?"
— Tomer Azarly (@TomerAzarly) December 29, 2020
Ty Lue - "What game?" 🤣🤣
Lue then proceeded to answer the question, saying Clippers didn't have a lot of pop in their game and their turnovers got the Mavs going. pic.twitter.com/8fladQjde5
もちろんウェスタン・カンファレンスで勢いを増しているマーベリックスに大敗を喫したからといって、クリッパーズが今季も優勝候補の一角であることに変わりはありません。彼らは悲惨な敗戦から既に前進しており、クリッパーズのスターであるポール・ジョージも同様のコメントを残しています。
「大したことではない。負けたけど、たった1試合に過ぎないからね。今日の試合の必要な部分だけを改善し、次の試合に臨む。今日の僕らは準備ができていなかった。…それは僕の責任でもある。だから、次の試合に向けて準備を進めていく。負けたって仕方ないさ。むしろ1回の遠征で約50点差で敗れることで、3試合分の敗戦を経験したのさ」
Tomer Azarly
クリッパーズは12月29日(同30日)にミネソタ・ティンバーウルブズと対戦します。
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