ヒートがブレイク・グリフィンとデリック・ローズを獲得するシナリオは考えられるのか

2020年のイースタン・カンファレンス王者であるマイアミ・ヒートは、2020‐21シーズンのスタートに苦戦を強いられており、最初の5試合で2勝3敗を記録しています。スターのジミー・バトラーは12月25日(日本時間26日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で右足首を負傷しました。彼は2試合に欠場した後、1月1日(同2日)のダラス・マーベリックス戦で復帰しましたが、出場時間は制限されており、結果的にヒートは93‐83で敗れています。

ヒートが思うほど勝ち星を重ねることができず、NBAファイナルの舞台に戻るために必要不可欠な存在であるバトラーの健康状態が今後も懸念されるのであれば、チームは何らかのテコ入れを行う可能性も検討し始める必要があるでしょう。

最も注目すべき名前は、チームにトレードを要求していることが報じられているヒューストン・ロケッツのスター、ジェームズ・ハーデンです。しかし、ハーデンの獲得は確かにヒートを短期的に強力なチームに変えることが期待できるものの、長期的に見れば若い有望な選手やドラフト指名権を大量に失うハイリスクな賭けでもあります。そのため、ヒートのハーデン獲得について差し迫った報道は現時点で見受けられません。

もう少し現実的なトレードに目を向けてみましょう。その場合にヒートが狙うべきはデトロイト・ピストンズです。今季を1勝4敗でスタートさせているピストンズは、3月25日(日本時間26日)までに売り手――すなわちベテラン選手を放出して、若い選手やドラフト指名権の獲得に動く可能性が高いチームです。ピストンズには、競争力のあるチームにとって魅力的なベテランであるブレイク・グリフィンとデリック・ローズが居ます。もしヒートが変化を望むのであれば、この可能性を検討してみない手はないでしょう。

グリフィンの今季の給与は約3,660万ドルと非常に高価であるため、トレードの内容は限られてきます。『NBA Analysis Network』はヒートがグリフィンとローズを獲得するために、少なくともアンドレ・イグダーラ、ケリー・オリニク、ケンドリック・ナン、KZ・オクパラ、そして2022年のドラフト1巡目指名権を含める必要があると指摘しました。これはハーデンを獲得するよりも明らかに低リスクな賭けです。

ただし、ローズの獲得には他のチームも関心を持っていることに注意しなければなりません。『Bleacher Report』によれば、ピストンズは先発ポイントガードの役割をルーキーのサディク・ベイに託していることによって、ローズのトレードの可能性はより高まっています。報道ではロサンゼルス・クリッパーズやブルックリン・ネッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズがトレード先の候補として挙げられているため、悠長に考えている時間はほとんど無いでしょう。

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