ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンは、一般的にボストン・セルティックスの”顔”と呼べる存在として周知されていますが、彼らは自分たち以上にマーカス・スマートが重要な存在であるという点において共通の見解を持っています。
彼らにとって、スマートは単にセルティックスで最も長くプレイしている選手ではありません。彼はチームの核であり、チームの魂を体現する選手です。
1月3日(日本時間4日)のデトロイト・ピストンズ戦に122‐120で勝利した後、テイタムとブラウンはスマートの影響力をメディアに説きました。『NESN』によれば、ブラウンはスマートがポイントガードの役割を受け入れる必要があったことを明かし、その上でチームに貢献していることを称賛しています。
「マーカス・スマートはこのチームの核であり、魂だ。彼のエナジーや姿勢は、僕らにとって素晴らしいもの。チームは彼にステップアップしてポイントガードでプレイすることを頼み、彼はそれに適応してみせた。彼のおかげで得点が楽になったんだ。…マーカス・スマートが成長し、責任を負っていることを誇りに思うよ」
スマートはキャリアの多くをシューティングガードのポジションでプレイしてきました。彼が新たな役割を引き受けることによって、ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)のゲームプランはより多彩なものとなります。
テイタムは昨季にキャリア初のオールスター出場を果たし、プレイオフではチームのエースとして印象的なパフォーマンスを見せましたが、セルティックスを率いているのはスマートだと感じていることを語っています。
「彼がチームを動かしてきた。彼は本当に素晴らしい仕事をしているよ」
今季のスマートは7試合で平均12.6得点とキャリア最高の6.7アシストを記録しています。彼の重要性をより分かりやすく表現するのであれば、チーム内で平均5.0アシストを記録しているのはスマートしかいません。
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