ユタ・ジャズの若きスター、ドノバン・ミッチェルは1月21日(日本時間22日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で36得点を記録してチームを勝利に導いた後、NBAレジェンドから思わぬ批評を受けました。試合後のインタビューの中で、4度の優勝経験を持つシャキール・オニールは、ミッチェルが「次のレベルに到達するために必要なものがない」と指摘しました。
これに反応したのは、ミネソタ・ティンバーウルブズのガードであるリッキー・ルビオでした。ルビオは2017年から2019年にかけてジャズでミッチェルの成長を見てきた選手であり、彼はツイッター上で元チームメイトのために立ち上がりました。
「冗談じゃない。批判するのはやめるんだ。彼は必要なものを持っている。ルーキー時代の最初のプレイオフを見てみるといい。(オクラホマシティ・サンダーと対戦した1回戦の)第6戦とか、昨年のプレイオフとかもね。ハードワーカーで、間違ったことは何も言わず、一心で、優秀なスコアラーで、素晴らしいチームメイト。彼は年々成長している」
2017年のドラフトでジャズに全体13位で指名されたミッチェルは、ルーキーイヤーから中心選手としてチームを引っ張ってきました。このシーズンのジャズは48勝を挙げており、ウェスタン・カンファレンス5位でプレイオフに進出しました。ルビオが指摘したプレイオフ1回戦の第6戦は、ミッチェルが38得点を記録し、ジャズがシリーズ突破を決めた試合でもあります。また、ミッチェルが入団して以降、ジャズはこれまでの3シーズン全てで一度もプレイオフを逃していないということを忘れてはなりません。
キャリア4年目を過ごすミッチェルの成長が止まっていないことは、数字の面からも見て取ることができます。今季、彼は平均得点、アシスト、3ポイントシュート成功率でキャリア最高の成績を残しています。
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