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ネッツの弱点を認めるスティーブ・ナッシュHC「我々のロスターはディフェンシブではない」

ブルックリン・ネッツのスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)はクリーブランド・キャバリアーズに2連敗を喫した後、自分たちのチームの弱点について正当な評価を下しました。

『ESPN』のマリカ・アンドリュース記者によると、ナッシュHCは「もっとハードにプレイする方法を見つける必要がある」と語りました。

「我々のロスターはディフェンシブではない。もっとプライドを持ち、より多くのショットにコンテストをして競う必要がある」

ネッツは1月20日(日本時間21日)のキャバリアーズ戦で2度の延長戦の末に147‐135で敗れた後、スターのケビン・デュラントを欠いた22日(同23日)の再戦でも125‐113で敗れました。『ESPN Stats & Info』によると、ネッツはこの2試合でペイント内から計134失点を記録しており、これは過去25シーズンにおける同条件下での球団ワースト記録となっています。

ネッツのペイント内でのディフェンスの苦労は、センター陣の層の薄さが関係している可能性があります。彼らはジェームズ・ハーデンを獲得するトレードの一環で、チームの主要なセンターの一人であるジャレット・アレンをキャバリアーズに放出しました。現状、チームのロスターに残っている本当のセンターと呼べる選手は、32歳のディアンドレ・ジョーダンしかいません。

また、それ以外の面でもネッツはディフェンスの改善に手を焼くことが懸念されています。その理由は、現役時代のナッシュHCの弱点がディフェンスであったためです。さらに、ナッシュが2度のMVPを受賞したフェニックス・サンズ時代、彼を指揮していたのは今のネッツのアシスタントコーチでもあるマイク・ダントーニでした。ダントーニAC(アシスタントコーチ)のコーチングスタイルはディフェンスを二の次として考えることで知られています。

現在、ネッツはディフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの失点数)でリーグ23位の111.4ポイントを記録しています。彼らの強みはそれを上回るオフェンス力であることが期待されていますが、今回の試合のようにスター選手の誰かが欠場したり、オフェンスの効率性を欠いてしまった場合、ネッツは途端に苦しい立場に置かれることになるでしょう。

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