ゴールデンステイト・ウォリアーズからメンフィス・グリズリーズへトレードされたアンドレ・イグダーラは、優勝を狙うチームにとってはまだ重要なピースであり続けるでしょう。
現時点で、イグダーラを狙っているチームは、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ダラス・マーベリックスが噂されています。
トレードでは公平を期すためにサラリーをマッチさせなければなりません。
イグダーラは2019-20シーズンに1,718万5,185ドルの契約を持っているため、彼を獲得するチームは最低でも1,218万5,185ドル以上の選手を提示する必要があります。
どのようにすればロケッツ、クリッパーズ、マーベリックスがイグダーラを獲得できるのか、それぞれ見ていきましょう。
ヒューストン・ロケッツ
クリント・カペラ、PJ・タッカー、エリック・ゴードンを手放したくないであろうロケッツですが、もちろんそうすればイグダーラの獲得は非常に困難になります。
しかし、今夏にフリーエージェントとなったイマン・シャンパートを含むサイン・アンド・トレードを画策すれば、このシナリオは現実味を帯びてくるでしょう。
シャンパートとは3年契約を結ぶ必要がありますが、完全に保証されるのは1年間のみであり、総額はぴったり1,218万5,185ドルでサインできます。
シャンパートにとっても、どのチームからもオファーが無いことを考えれば、この契約を断る理由はありません。
ロサンゼルス・クリッパーズ
クリッパーズもロケッツと同様に、放出する選手に悩まされています。
1,151万1,234ドルで残り1年の契約を持つモーリス・ハークレスを含めるのは前提としても、これでは不十分であるため、もう一人の選手を含める必要があるでしょう。
おそらくジェローム・ロビンソンか、2019年のドラフトで指名されたルーキーが含まれることになります。
ダラス・マーベリックス
『DallasBasketball.com』のマイク・フィッシャー氏によると、マーベリックスもイグダーラの獲得に関心を抱いているようで、コートニー・リーとドラフト2巡目指名権であれば提示しても良いと考えているようです。
リーは残り1年で1,275万9,670万ドルの契約であるため、マーベリックスは他に選手を追加する必要はありません。
しかし唯一の問題として、フィッシャー氏は、グリズリーズがリーを受け取ることに関心が無いようだと伝えています。
ただし、イグダーラがどのチームにトレードされようと、少なくとも言えるのはグリズリーズが勝者になるだろうということです。
ウォリアーズはイグダーラを手放さざるを得なかったため、グリズリーズはサラリーダンプを引き受ける代わりに将来の1巡目指名権や金銭を受け取りました。
それはあたかもグリズリーズがイグダーラを悪い契約のように評価しましたが、次の場合は逆であり、イグダーラを良い契約として売り出すことで、再び資産を得ようとしています。
恐ろしいことに、『New York Times』のマーク・ステイン氏によると、グリズリーズは1巡目指名権が提示されなかった場合、イグダーラをチームに残し続けるという考えに傾きつつあるようです。
イグダーラの獲得を狙うチームは、おそらくグリズリーズの手のひらの上なのでしょう。
【投票】
- その他 35%, 75 票75 票 35%75 票 - 35%
- ヒューストン・ロケッツ 23%, 50 票50 票 23%50 票 - 23%
- ロサンゼルス・クリッパーズ 20%, 44 票44 票 20%44 票 - 20%
- メンフィス・グリズリーズ 15%, 32 票32 票 15%32 票 - 15%
- ダラス・マーベリックス 7%, 15 票15 票 7%15 票 - 7%