土曜日、5万2,000人もの観衆が詰めかけたメルボルンでのエキシビションゲームで、アメリカ代表はオーストラリア代表に94-98で敗れました。
約13年ぶりの敗戦であり、国際試合の連勝記録が78で途絶えたことを意味します。
しかし、月曜日に同じ会場で行われたカナダ代表とのエキシビションゲームでは、敗戦から気持ちを切り替え、アメリカ代表が84-68でカナダ代表を下しました。
アメリカ代表はジェイレン・ブラウンがチーム最多の19得点、ドノバン・ミッチェルが12得点、4アシスト、ケンバ・ウォーカーが12得点、マイルズ・ターナーが10得点、15リバウンドを記録しています。
試合後、ブラウンは次のように語りました。
「僕たちは学習曲線を短縮させなければいけない。成長の余地は十分にある。一緒に居れば良いことは起き、このグループに限界は無いよ」
アメリカ代表は第1クォーターから堅実な守りで20-9とリードし、第2クォーターは一時5点差まで詰められる場面はあったものの、最終的に46-31で前半を終え、勝利を確実なものとしました。
カナダ代表は、カイル・ウィルチャーが最多の21得点、チーム唯一のNBA選手であるケム・バーチが13得点、6リバウンドを記録しています。
ウィルチャーは試合後、アメリカ代表とのエキシビションゲームを次のように振り返りました。
「僕たちにはやるべきことがたくさんあるけど、ここでの時間を楽しんできたよ。これが練習試合であることを忘れないようにしよう」
フィールドゴール成功率が35%、スリーポイントシュート成功率が26%に抑えられたことは、カナダ代表の敗因の一つとして挙げられるでしょう。
カナダ代表もアメリカ代表と同様に、NBA選手の相次ぐ辞退に打撃を受けています。
とはいえウィルチャーが言ったように、これは練習の一環であり、時間は短いですが、カナダ代表が改善することもできます。
間もなく行われる2019 FIBAワールドカップに向け、両チームが最後のエキシビションゲームから何を学べたかが鍵となるでしょう。