ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージは、土曜日のチーム練習でカワイ・レナードと同じチームではなかったものの、同じコートに立っていました。
ジョージがオフシーズン中に2度の肩の手術を行なったことで、彼のクリッパーズデビューは遅れることとなりましたが、今こうしてコートに2人のスター選手が立っているのを見て、クリッパーズのドック・リバース・ヘッドコーチは感激しています。
『Los Angeles Times』によれば、リバースHCはジョージについてこう語りました。
「彼がフロアに立っているのを見るのは喜ばしいね。今日、彼がフロアに立てることを知った人もいるんじゃないかな」
ジョージは11月11日(日本時間12日)のトロント・ラプターズ戦に復帰する可能性がありますが、リバースHCはまだ決定的ではないと考えています。
またジョージ自身も、まだ完全に準備が整っているわけではないと言いました。
「まだいくつかやることがある。健康の面では良い調子だよ。でも、リズムという面では、彼ら(クリッパーズ)は流れに乗っているから、上手く溶け込めるようにしたいね」
ジョージは長いリハビリの過程について、クリッパーズのサム・カッセル・アシスタントコーチと笑いながら冗談を言いました。
「リハビリにはうんざりだよ。最悪だ。でも、僕はここでの長いキャリアを見据えているから取り組まないとね」
最近、簡単な練習に限られてきたジョージは、羨ましそうにチームメイトの方を見て、試合のような雰囲気に浸ってきました。
そして今、彼は土曜日に制限の無い練習を許可されたことで、新たなチームメイトに手応えを感じています。
ジョージはこう言いました。
「僕は彼らに追いつこうとしているだけだよ」
シーズン開幕戦となったロサンゼルス・レイカーズ戦の後、ジョージはクリッパーズのエネルギーに刺激されたことで、今すぐにでも試合に出る準備ができていると冗談を言いました。
その言葉が冗談でなくなる時は、もう間もなくです。
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