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大幅に改善されつつあるロケッツのディフェンス

ヒューストン・ロケッツがオフェンスに困ることは無さそうですが、一方で彼らは11月3日(日本時間4日)のマイアミ・ヒート戦に敗れた時点で、ディフェンシブ・レーティングがリーグ29位と、ディフェンスで散々な結果となっていました。

しかしそれ以降、ロケッツのディフェンスは大きく改善されつつあると言えるでしょう。

ヒート戦の敗戦以降、ロケッツは3連勝を飾っているだけでなく、ディフェンシブ・レーティングも100ポゼッションあたり97.5ポイントで、リーグ3位となっているからです。

『ESPN』のエリック・ウッドヤード氏によれば、ロケッツのジェームズ・ハーデンはチームのディフェンスについて、こう言いました。

「最初の数試合(のディフェンス)は、あまりにもぬるかった。だから、チームにはもう少しディフェンスを意識してもらう必要があるね」

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11月9日(日本時間10日)のシカゴ・ブルズ戦では、117-94と快勝しました。

94点は、今シーズンのロケッツの最少失点でもあり、ロケッツのPJ・タッカーはその結果について満足そうに語っています。

「100失点以下に抑えることは、強調すべきことだよ。僕たちは(オフェンスが)最悪な夜でも100点は取れるから、相手を1クォーターあたり24点以下に抑えておけば、試合に勝つチャンスもある」

この日、ロケッツはブルズの3ポイントシュートを32本中4本の成功(12.5%)に抑えており、『ESPN Stats & Information』によれば、1試合で30本以上の3ポイントシュートを打ったチームの成功率としては、NBA史上6番目に悪い数字だったようです。

ロケッツのラッセル・ウェストブルックは、チームの目覚ましいディフェンスの改善について、「単純な努力」と言いました。

「僕たちには目標があり、それを逃したくはない。このリーグで勝つには、ディフェンスをしなければならないんだ。休むことはできない。最高のチームに対抗するためにも、毎晩ディフェンスをしなければいけない」

もちろん、まだ現在のディフェンシブ・レーティングは110.1ポイントでリーグ23位となっているため、今後の成績がどうなるかは、ロケッツが単純な努力をどれだけ維持できるかに懸かっているでしょう。

それでも、ロケッツのマイク・ダントーニ・ヘッドコーチもまた、チームのディフェンスの改善に感心しています。

「より良くなった。さらに良いことに、24本のターンオーバーをしながら、100点以下に抑えるのは難しいことだ。リムを守るクリント(カペラ)の存在は、本当に助けになると思う。ダヌエル・ハウスも、6本のスティールを記録した。全体的に良かったよ」

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