これまで、誰もがドワイト・ハワードをベンチ起用することを試してきませんでしたが、ロサンゼルス・レイカーズはそれを実行し、成功を収めています。
しかし、ハワードがベンチ起用を受け入れていても、3シーズンに渡ってハワードをコーチングしてきたロケッツのマイク・ダントーニ・ヘッドコーチは、彼の献身的な姿勢に驚くことはありません。
『Houston Chronicle』のジョナサン・フェイゲン氏によれば、ダントーニHCはハワードについて「とても才能に溢れたバスケットボール選手」と称賛のコメントを残しています。
「もし、彼が喜んで(ベンチ起用を受け入れることを)やろうとするなら、彼が成功しない理由は無い」
今シーズンのハワードは42試合全てをベンチから出場し、平均19.9分、7.6得点、7.5リバウンドと、いずれもキャリア最低のスタッツを記録しています。
しかし、彼の貢献度が数字以上のものであることは、レイカーズの34勝8敗でウェスタン・カンファレンス首位ということが物語っているでしょう。
キャリア初期の頃に、ハワードをメンターとして見ていたロケッツのクリント・カペラは、ハワードがレイカーズで成功していることについて喜びをあらわにしました。
「彼は良い仕事をしている。チームも彼に満足しているに違いないさ。喜ばしいことだね」
ダントーニHCは、NBAにはハワードやカーメロ・アンソニーのような復活劇もあると語ります。
[kanren postid="17132,17204"]「NBAは何でも可能だ。驚くことは何も無い。できない理由も無い。メロはポートランド(トレイルブレイザーズ)に加わり、素晴らしい年を送っている。NBAの目的は、機会を見つけ出し、それを最大限に活用することなんだよ」